プリニウス

ヤマザキマリ/著 とり・みき/著

プリニウスの好きなところ

まだキリスト教が新興宗教だった頃の古代ローマの人々の生活の一幕を覗き見たかのような、自然な描写にワクワクさせられます。 「レンズ豆のスープを3人分…」「はいよ!」 たった、これだけの数コマでも、 「レンズ豆って、あのカレーに入っていたりする小さい豆だよなぁ。 この頃の人達もレンズ豆のスープ飲んでたんだ。」 「この頃って自宅でスープ作らないで、人数分を買いに行くのか。」 「この器は弥生土器みたいだな。さすがのローマも土器が主流なのか。」 などなど興味は尽きないんです。 それが、ずっと続くんです。 楽しくて仕方がない。 じっくり、ひとコマひとコマを堪能できるマンガです。

2020年 08月 17日

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