東京 (28)
【デクのすげぇなーっておもったとこ】 この話の主人公である「デク」は、TVや雑誌、近くで報道があれば実際に現場まで足を運び情報を収集するほどの熱狂的なヒーローファンだった。 そんなデクの特出すべき点は凄まじい「メモ癖」であること。 情報を収集する中で「ヒーローネーム」から始まり、ヒーローの個性、能力の詳細、技名、技の内容、転用方法など、イラストを交えながら隅々までノートにまとめている。 その冊数は15冊以上。キモ。 しかも、どのノートのどのページに何が書いてあるかも把握してる様子。 そのため、いざ困難や災害にぶつかったときに「この状況ならあのヒーローのあの技が一番適している」 「あの個性とあの個性をかけ合わせたらこの困難を打破できる」とすぐに判断することができる。 好きこそ物の上手なれとはよく言ったもので、その応用力はそのヒーロー本人も驚く描写がある。 デクは情報収集能力に加え、仮説と検証を高速で繰り返し、本質に迫るのがとても上手な少年だ。 透形ミリオと始めてバトった時もその「仮説と検証」の様子が見てとれた。 仕事にも十分に活かせるスキル「現状から仮説をたて、高速で検証と修正を繰り返す」というループ、それをデクを通し学ぶことができる。 ぜひ「僕のヒーローアカデミア」を読む際は「デク」の情報収集力と仮説と検証から本質に迫る速度に注目していきたい。 あと、デクのノート術が知りたい。 #僕のヒーローアカデミア
2020年 12月 09日