東京 (28)
14巻 また一つ絶望の真綿で読者の首を絞めてくる。 また一つ双亡亭の微かにみえる希望が遠くなる。 でも、目を凝らせばみえる希望の細糸。 『壊すべきは何ぞ 壊すべきは何ぞ 窓から覗く顔がある 向こうの夜に たつた今 この目で見たのぢや このわたし 男か はたまた女だらうか 海の底から浮かび来る 水泡のやうな 其のまなこ いやいや 目なんぞあつただらうか そういや鼻口おぼろげぢや そもそも顔すらあつただろうか まどにうつった顔ない顔に わたしは はむまあ振り上げる (14巻表紙抜粋)』 みたいな、14巻!!!さらに風呂敷広がった!!! やっぱり最高ですね!!!
2019年 09月 21日