東京 (28)
月島に江戸時代からある高耳神社に祀られている御神体は異世界から召喚されたエルフ。だが、悠久の時を生きるうちに今ではすっかり引きこもりのオタクに。そんなインドア志向な御神体エルダの尻を叩いて神事に引きずりだす巫女の女子高生、小糸との月島日常物語。 とにかく素の時のキャラクターの綺麗さとコミカルに崩れた時のキャラのかわいさのギャップでテンポよくコマが進みます。 また、月島の歴史を見続けてきた長命のエルフが江戸時代の思い出を語ったり、冬の深夜にエキゾチックな神事を行ったり、エルフと神社と月島という設定が不思議と噛み合っていて面白いです。 何よりもエルダたちがもんじゃを食べるシーンがとにかく最高だったので、ぜひ読んでみてください。
2019年 11月 22日