私という猫

イシデ電/著

私という猫の好きなところ

涙腺崩壊して3週間引きずり、たまに振り返している漫画。 猫漫画というのを一旦置いといてよんでほしい。 いや、まごうことなき猫漫画なんですけど。 生きるってどんなことだっけ?って考えたくなる。 作者さんはおそらく、いや確実に猫が大好きで、 ものすごいよく観察されている。 ので、作中の猫達の仕草や表情は猫と暮らしたことある人なら「あ、ある〜!!」の連続。 しかも萌方向じゃない。いや、萌なんですけど。 きゅるん とした可愛さだけが猫ではないのです。 その猫欲も満たしつつ、 1人で生きるということ、 そう願っていても誰かと関係しないと生きていけないこと、 自分の誇り、 誰かの誇り、 みんなが一生懸命生きて生きて眩しいです。 最終巻は本当に引きずりました。 3巻まで主人公の猫を見守ったのもありますが、 ある「奪われる」事件?出来事では、人間からしてみると当たり前のことですが実際自分ごとと思うと本当に恐怖でしかないし、こういうことか。となりました。 そして最後まで主人公は、自分を貫いています。 ハッピーエンドかそうでないかは人によって分かれると思いますが、私は…ただ、ただ、嫉妬するほどの生き様に嗚咽しました。 絶対「はい、はい、猫漫画でしょ」って読まない人多いでしょう!この漫画!! 損!損です!!

2020年 02月 10日

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