薔薇王の葬列

菅野文

薔薇王の葬列の好きなところ

とにかく性癖に刺さりまくる!コアなファンが多いのも納得の作品。中世フランスのお話で、芝居のように華やかさと闇を兼ね備えるストーリーです。 見所としては、華やかで繊細な絵柄と、美しい恋愛描写、史実に基づきながらも派手なストーリー、孤独に自らの性に苦悩する主人公、 そしてなんといっても、グサグサと性癖に刺さるポイントが多いことでしょうか(個人的感想です)。 ニッチな要素をテーマであることや、時代背景もあり、結構人を選ぶ作品かと思いますが、 個人的に刺さったポイントとしては、 ・孤独 ・貴族 ・自身の性に苦悩 ・主従 ・謀略 ・甘美な描写 ・革命 ・成り上がり  ・真実の愛 で、これらに少しでも共感するポイントがある人には、ぜひおすすめします。 そして、薔薇王が好きな方は、ぜひ、同じ貴族社会をテーマとした船戸明里先生のUnder the rose(アンダーザローズ)を読むことをオススメしたいです。さらに美しくドロドロで、作品の沼も深すぎて溺れるレベル(誰か引き揚げて…)。

2020年 04月 11日

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