薔薇王の葬列

菅野文

薔薇王の葬列の好きなところ

悪魔の子として生まれたリチャードが、正体を隠しつつ大人になっていく物語。両方の性を持って生まれてしまったリチャードが自身のジェンダーについて苦悩しながら、権力争いや、家族の愛憎劇に巻き込まれていくドロドロ系の作品。シリアスなシーンが多い中で、ところどころ笑える場面もありつつ、先の展開も読めないから次何が起こるんだろう?とワクワクしながら読み進められます!また、両性と言いつつ、物語の中ではその詳細について描かれていないので、そこも想像しながら読むのがまた良い!そこもめっちゃ面白いです。

2019年 08月 14日

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