『雪花の虎』は戦国武将の上杉謙信が「実は女だった！？」という”上杉謙信・女性説”をマンガ化した作品です。
作者は現在日本テレビで放送中のドラマ、『美食探偵 明智小五郎』の作者でもある東村アキコ先生。『雪花の虎』は第47回アングレーム国際漫画祭にてヤングアダルト賞を受賞した人気作です。
春日山の姫武将
動乱の戦国時代、内乱の激しい越後の春日山城主・長尾家に生まれた虎千代（後の上杉謙信）は、生まれつき体の弱い長男に代わり男として育てられ戦の才能を開花させていきます。
また、戦だけでなく国内の内政でもその手腕を発揮した謙信は、天文二十年、二十二歳の若さで越後の国のトップに立ちます。城主として、女として動乱の戦国時代を突き進み、その大きなうねりの中で宿敵・武田信玄と長きにわたる川中島の戦いに身を投じてゆくのでした。
思わず支持したくなる！女性説にワクワク！
皆さんは川中島の戦いの舞台となった場所の目と鼻の先に、女人救済で知られる善光寺というお寺があるのをご存知でしょうか。
善光寺は当時としてはたいへん珍しい、女性が参拝できるお寺だったそうです。日本ではほとんどのお寺が明治ごろまで女人禁制を貫いていた為、善光寺は「女性のためのお寺さん」と呼ばれているのです。
こんな何気ないエピソード一つとっても「上杉謙信が女性だったら…」と、色々な妄想が膨らんでしまいます！
信じるも八卦 信じないも八卦！
没後400年以上経った現代の日本において上杉謙信は男であると歴史上伝えられていますが、『雪花の虎』では「上杉謙信は女である」という仮説に基づいて物語が展開されてゆきます。
歴史上語られる上杉謙信にまつわる数々の逸話が、その視点を男性から女性へ少し変えてみることで「あれ…もしかして…」と、思わず自分の常識を疑わずにはいられないことに気づきます。そして女性として生きる謙信の生き様に胸が熱くなるのです。
最新9巻と1話の無料試し読みも要チェック！
2020年、創刊40周年を迎えた週刊ビッグコミックスピリッツではそれを記念して特設サイトがOPEN！そこで『雪花の虎』サイト内では1話の無料試し読みもできちゃいます。
合わせて、週刊ビッグコミックスピリッツの40年の歴史を知ってみて下さいね。
最新の9巻では関東出兵や第二次川中島の戦いが巻き起こると同時に、女性としての謙信にグッと迫った内容となっています。
【発売しました！】女・上杉謙信の一代記『雪花の虎』最新9集が本日発売です！姫武将が迎える人生の局面、それは妊娠ーー⁉︎ この作品にしか描けない戦国武将の姿が、ここにあります！電子も同時発売。皆様の生活に合わせた方法、タイミングでお楽しみいただければ幸いです。#東村アキコ #上杉謙信 pic.twitter.com/2OQNsJa7kS— 『雪花の虎』公式 最新9集4/10発売！ (@yukibananotora) April 10, 2020
今後、より激しくなる戦国の世を謙信がどのように生き抜いていくのか！その活躍にますます目が離せません！
もう一つの歴史、あるかもです！
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