今年もあの季節がやって来ました。そう、秋です。【秋の代名詞とマンガ】シリーズ第二弾は「スポーツの秋」!
来る秋の夜長に備えて、本記事では筆者おすすめのスポーツマンガを一挙紹介させていただきます。ウォーミングアップはもうお済みでしょうか?早速参りましょう!
目次
- 『アオアシ』
- 『ブルーロック』
- 『蒼のアインツ』
- 『さよなら私のクラマー』
- 『ハイキュー!!』
- 『少女ファイト』
- 『リベロ革命!!』
- 『あひるの空』
- 『おおきく振りかぶって』
- 『あさひなぐ』
- 『弱虫ペダル』
- 『Over Drive』
- 『はねバド!』
- 100年に1度のスポーツの秋
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『アオアシ』
愛媛に暮らすサッカー少年、青井葦人が強豪Jクラブ「東京シティ・エスペリオン」のユースチーム監督、福田達也と出会います。
特別な才能を福田監督に見出されスカウトされた葦人が、Jリーグユースチームでライバル達と戦い、もがきながらも成長する様が描かれます。サッカーの戦術面、内側がリアルに言語化された、サッカー通も唸るサッカーマンガです。
『ブルーロック』
日本サッカーをW杯優勝に導くストライカーを育てる為に設立された特殊施設、青い監獄(ブルーロック)が闘いの舞台です。
無名のFW潔 世一をはじめ日本中から集められた300人のストライカー達が己のエゴを剥き出しにして、青い監獄で生き残りをかけるサバイバルサッカーマンガです。
『蒼のアインツ』
20歳のゴールキーパー神谷蒼は、万年下位のクラブを上位に押し上げるほどの活躍が認められ、ドイツ2部リーグへの移籍を果たします。しかし、移籍先のチーム内での序列は第4キーパーという厳しい位置づけ。トップチームでの試合はおろか、ベンチにも入れない日々が続きます。
過酷な環境にも決して折れずに、日本代表のゴールを守るたった1人の選手になるべく、異国の地で懸命に闘う蒼の姿が読者の心を掴んで離さない、ゴールキーパーにスポットを当てた異色作。
『さよなら私のクラマー』
「女子サッカーに未来はあるのか?」作中のセリフに表されるように、トップ選手ですらサッカーだけで生活することが難しい過酷な環境の中、女子サッカーの火を熱く灯す選手達の闘いを描きます。
「今」に全力を注ぐ女子高生サッカープレーヤー達の躍動する姿が目に焼き付いて離れません。対戦相手だけではなく、彼女達は女子サッカー界という環境とも闘っていることを痛感させられます。
作品そのものが大きな1つの問いを投げかける、読者を惹きつけて離さない魅力溢れる女子フットボーラー達の物語です。
『ハイキュー!!』
自分と同じく低身長ながら、コート上で躍動する烏野高校の小さな巨人と呼ばれたバレーボーラーに憧れ、烏野高校に入学する日向翔陽。そこで出会ったのは中学時代に惨敗を喫した、その我がままなプレー振りで「コート上の王様」と揶揄されていた天才セッター影山飛雄でした。
2人の出会いから全ての物語が始まる、バレーボールの面白さが凝縮された最高傑作です。
『少女ファイト』
全日本選手にも選ばれた名選手だった姉を事故で亡くし、悲しみを振り切る為にバレーに集中し、その激しいプレーぶりから狂犬とまで恐れられた大石練が主人公です。
大石練は小学生時代のチームメイトの裏切りに遭い不遇の中学時代を過ごすも、姉のチームメイトであった現・黒曜谷高校監督陣内笛子から特待選手としてスカウトされます。
弱さを抱えた人間達が、バレーボールを通して成長する過程で、それぞれが抱えた弱さを乗り越えていく様に、心を動かされずにはいられません。
『リベロ革命!!』
バレーボールマンガの隠れた名作です。主人公の幹本要がリベロに転向し、気迫溢れるプレーで弱小チームを勝利に導いていきます。
試合の臨場感、選手達の呼吸、弱小チームが王者チームに挑んでいく姿、体の限界を超えて闘う様は、全てのスポーツ好きの心に訴えかける力があります。
『あひるの空』
身長149cmのバスケット選手である車谷空が入部した高校はヤンキーだらけ。物語序盤では、絶望的状況からバスケがしたい一心で奮闘する空の姿が描かれます。
九頭龍高校(通称クズ高)が県内の強豪に一目置かれるチームに成長していく姿に目が離せません。ドリブルの音、シュートが決まる音、選手の声。まるですぐ側でプレーを見ているような臨場感に溢れたリアルがそこにはあります。
『おおきく振りかぶって』
新設の野球部で、たった10人の1年生が甲子園を目指すところから物語はスタートします。
野球の面白さ、奥深さが細部まで描かれていることが本作品の特徴です。選手達が悩み、考え、練習の日々を積み重ねて成長していく球児達の青春の日々を、その目に焼き付けてください。
『あさひなぐ』
「薙刀は高校部活界のアメリカンドリーム」という言葉に惹かれ、まったくの素人ながら薙刀部に入部する東島旭。薙刀に青春をかける女子高生達の戦いが描かれます。
登場人物1人1人の心の機微が面越しに伝わる、迫力の試合シーンは必見。マイナースポーツである薙刀の知名度を一気に押し上げ、極上の作品に昇華させた傑作です。
気がつけば、次へ次へと頁をめくる手が、心が、『あさひなぐ』を求めて止まらなくなることでしょう。彼女達の挑戦の日々の結末を、見届けてください。
『弱虫ペダル』
ママチャリで激坂を激走し、往復90kmの道のりを難なく走破する、アニメ、ゲームを愛する高校生小野田坂道が、本格高校自転車ロードレースの世界で旋風を巻き起こします。
弱さを気持ちで超えていく、ケイデンス上がりまくりの自転車競技マンガです。
『Over Drive』
片想い中の女の子から自転車部に勧誘された篠崎ミコト15歳が主人公です。
最初は自転車にすら乗れなかったミコトが天性のココロの強さを発揮して成長していく、青春自転車ロードレース物語です。
『はねバド!』
県立北小町高校バドミントン部のコーチになった立花健太郎は、部員数が足りず団体戦にも出られない部を立て直す為、天性のバドミントンセンスを持つ少女羽咲綾乃を勧誘します。
バドミントンの持つスピード感、相手との駆け引き、選手それぞれの特性が丁寧に描かれています。激アツの試合シーンは手に汗握ること必至!
100年に1度のスポーツの秋
コロナウイルスによって大会の中止や対外試合の制限など、プロスポーツの試合や部活動を始め、スポーツを行うことにも制限がかけられている中、もどかしい思いをしている方も大勢おられることでしょう。試合に出たい気持ちばかりが募りますよね。
そんな時こそスポーツマンガの出番です!マンガなら三密を回避しつつ楽しむことができるばかりか、スポーツの秋のみならず、結果的に読書の秋をも満喫することが出来るのです。言わずもがな、2度美味しい!スポーツって素晴らしい。
そして2度美味しいということは、食欲の秋をも網羅すると捉えることもできます。
よって、秋を満喫する為の最適解は「スポーツマンガを読む」これに尽きるのです。
ここまで来たらもうやるべきことは1つしかありません。先にご紹介したスポーツマンガを読むも良し!他のスポーツマンガを読むも良し。マンガに感化されてスポーツを始めてみるもよし、です。
それぞれのスポーツの秋を満喫しましょう!
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