2021年の「母の日」は5月9日。母の日は毎年5月の第2日曜日に定められていますが、うっかりしてたら終わってた...なんて方も多いはず。(今、はっとしたあなたはすぐにカレンダーにメモしましょう!)
...母といえば、マンガの世界にはその「力強さ」や「優しさ」で家庭はもちろん、マンガのストーリーをも牽引する母たちがいるってご存知でしょうか?
そこで今回は「母の日」にちなんで、魅力的な母が登場するマンガを集めてみました。
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『プリンセスお母さん』
一般家庭だけどプリンセスの心を抱いて日々ハイテンションに過ごす母。そんなユニークな母との日々を描いた実録マンガです。
何気ない日常もプリンセスな母の手にかかれば、笑いと家族愛に満ちた素晴らしい日に早変わり!
私の母が、脈絡なかったり、言いまちがいがヒドかったり、ホテルで寸劇したり、推しへの愛が重かったりするという漫画です #プリンセスお母さん pic.twitter.com/m8RTrq9mf0— 並庭マチコ@プリ母③巻👸4/30発売! (@manga_m) April 13, 2021
そういえばうちの母も...。そんなみなさんのご家庭にもあるであろう、爆笑必須の母エピソードを人に語りたくなる一冊です。
『義母と娘のブルース』
小学生のみゆきと、父親が連れてきた再婚相手・亜希子との日々を描いた笑あり、涙ありの4コママンガです。
再婚相手である義母の亜希子は超やり手のキャリアウーマンだけれど家事についてはさっぱり...という見た目と行動にギャップがある性格。ですが、誠実にみゆきと向き合う姿には思わず胸を打たれます。反発するみゆき、そして母になるために一生懸命頑張る亜希子。血のつながらない不器用な2人を待ち受ける感動的なラストは必見です。
『パルノグラフィティ』
『BEASTARS』の作者である板垣巴留先生の自伝的エッセイマンガです。
板垣巴留先生は『バキ』シリーズを手掛けた父・板垣恵介先生と優しい母、そして2人の姉に囲まれて育ちました。"板垣家のひねくれた末っ子だった"と語る板垣巴留先生が、生まれ育った家庭環境から学生時代の思い出、マンガ家になったきっかけをユーモアいっぱいに語ります。
注目してほしいのは、幼少期に板垣巴留先生が幼稚園で描いた絵のエピソードです。板垣巴留先生が描いた絵に幼稚園の先生が否定的なコメントをする中、板垣巴留先生の母が取った行動とは...?
『ニコイチ』
会社員・須田真琴が事故死した恋人の子供を実子として育てる物語『ニコイチ』。一見すると感動的なあらすじですが、真琴は父として子供を育てるのではなく「母」として育てるという驚きの展開が本作の魅力。
真琴は家庭では完璧な女装をして近所でも評判になるほどの美人母を演じ、会社では中年サラリーマンと言う二重生活を送っています。父、母という存在や役割を超越して奔走する真琴の姿は「最強」です。
『ママはテンパリスト』
『東京タラレバ娘』や『かくかくしかじか』の作者である東村アキコ先生による育児エッセイマンガです。
マンガの連載を多数かかえながら、愛する息子・ごっちゃんの育児に奮闘する日々を描きます。育児エッセイと言いながらも育児方針ではなくとことん「笑い」に徹しておりギャグマンガとして楽しめます。ごっちゃんのテンションに合わせて一緒に騒いだり、かと思えば大人と話すかのように対等に話す様子からは、東村アキコ先生が母としての奮闘する一面が垣間見えます。(東村アキコ先生はマンガはもちろん子育てもパワフル...!)
『あたしンち』
マイペースな父、豪快だけどやりくり上手な母、ちょっぴちドジな女子高生のあたし、そして堅実な中学生の弟で構成されたタチバナ家の日常を描いたホームコメディ作品です。
基本的にはほのぼのとした笑いが多めの本作ですが、個性的すぎる母のキャラクターが物語を加速させます。また、2000年代前半にアニメ化されたので、思わず懐かしい!と当時の記憶が蘇った方もいるのでないでしょうか。そんなあなたに朗報です!「【アニメ】あたしンち公式チャンネル」では、アニメ本編や母の料理をまとめた「母の料理集」を無料配信中です。ぜひチェックしてみてくださいね。
5月9日は「ありがとう」を伝えよう
魅力的な母が登場するマンガを紹介してきました。この作品たちを読んで母とのかけがえのない思い出が蘇ってきたら、5月9日にいつもは言えない「ありがとう」を伝えましょう。