2020年12月20日。とある一家が偉業を成し遂げました。
その名もフォージャー家。
彼らが活躍する『SPY×FAMILY』の最新刊である6巻の初版部数が100万部を突破。そしてマンガアプリ「少年ジャンプ+」の作品としては、初の快挙であるコミックス累計発行部数800万部を突破したのです!
マンガアプリ発、そしてアニメ化もされていない作品としては、異例のヒットを飛ばし続けるフォージャー家は、間違いなく今大注目のファミリーです。
アルがお送りする「アルで注目のマンガ人気速報TOP10 / 2020年12月下旬版 」では、そんな『SPY×FAMILY』を含む話題作が多数ランクインしています。
激動の2020年のラストを締め括ったTOP10を一挙ご紹介します!
目次
- 1位『 天国大魔境 』
- 2位『 ゴールデンカムイ 』
- 3位『 SPY×FAMILY 』
- 4位『 GIANT KILLING 』
- 5位『 とんがり帽子のアトリエ 』
- 6位『 呪術廻戦 』
- 7位『 終末のワルキューレ 』
- 8位『 フラジャイル 病理医岸京一郎の所見 』
- 9位『 夢で見たあの子のために 』
- 10位『 幼女戦記 』
- 王道も邪道も。
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1位『天国大魔境』
大災害によって現代文明が崩壊した日本を舞台にしたSFアドベンチャー『天国大魔境』。
最新刊である5巻が堂々の1位にランクインしました。
荒廃した世界で「天国」と呼ばれる地を目指して旅をしているマルとキルコ。
2人はようやく「天国」を見つける鍵だと思われる高原学園のビルまで辿り着きます。一方で、高原学園では学園の根幹を揺るがすような大事件が起きていました。
徐々に解き明かされる謎と交わる2つの世界をお見逃しなく!
2位『ゴールデンカムイ』
癖が強すぎる屈強な強敵たちが登場する度に、アニメ版ではどのように描かれるのか色々な意味でドキドキしてしまう本作...。最新刊24巻も私たち読者の予想を遥かに超える過激な描写で大きな話題となっています。
物語のキーとなる刺青人皮も残す所あとわずか。日露戦争で"不死身の杉元"と唄われた最強兵士・杉元佐一と、その仲間たちが繰り広げる金塊争奪戦は更なる怒涛の展開を見せています。
3位『SPY×FAMILY』
言わずと知れた最強ファミリー『SPY×FAMILY』の登場です。
凄腕のスパイ・黄昏(たそがれ)が、名門校潜入と言うミッションを遂行するために、実は殺し屋のヨルと人の心が読める超能力者の少女アーニャと仮初めの家族をつくり、新生活を始めるホームコメディマンガです。アーニャの可愛さはもちろん、時に泣ける家族愛に溢れたストーリーの数々が本作の魅力です。
最新刊6巻の表紙を飾るのは新キャラ・夜帷(とばり)。黄昏と同じ組織に所属する女スパイです。眉一つ動かさず、常に冷静沈着なキャラクター。そんな彼女が恋焦がれているのは...!?
4位『GIANT KILLING』
型破りなサッカー監督・達海猛が、戦術を駆使してチームを勝利に導く物語『GIANT KILLING』。
類稀なるサッカーの才能を持ちながらも極度の臆病者で絶不調の波が激しい椿大介は、アジア杯準決勝のプレーで失態を犯してしまいます...。果たして椿は立ち直れるのでしょうか。
5位『とんがり帽子のアトリエ』
元々は魔法の使えない少女・ココ。しかしある日、ココの村を訪れた魔法使いのキーフリーと出会い、魔法の本当の使い方を知ったことをきっかけに禁術に手を出してしまいます。
禁術によって石になってしまった母親を元に戻すため、魔法使いの弟子になったココが繰り広げる希望と勇気ある物語です。
昨年、米国で権威のあるマンガ賞・アイズナー賞で「最優秀アジア作品賞」を受賞した本作。王道のファンタジーマンガですが、巻を追うごとにどんどん惹きこまれるストーリー展開は唯一無二です。
6位『呪術廻戦』
2021年は『呪術廻戦』なくしてジャンプは語れないでしょう。
「呪い」「戦い」「成長」といった、ダークファンタジーバトルマンガの系譜に欠かせない要素が詰まっている本作。2020年はTVアニメの放送もスタートし、ますます盛り上がりを見せている『呪術廻戦』がTOP10にランクインしました。
7位『終末のワルキューレ』
人類と神様がタイマン勝負をしたら、勝利するのはどちらなのでしょうか?
1000年に一度、神々が一堂に会し開催される人類存亡会議で提案されたのは、人類の存続をかけて、神と人類がタイマン勝負をすること。選ばれた人類史上最強の戦士たちと神々の戦いはいかに...。
最新刊9巻では、人類史上最強力士・雷電為右衛門と印度最強破壊神・シヴァの素手喧嘩バトルが勃発!
8位『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見』
数ある医療マンガの中でも「病理医」を中心に描いた珍しい作品。
患者ではなく、医師を相手にする病理医の目線から医療現場のリアルを描いたヒューマンドラマです。
最新刊19巻では、病理医・岸京一郎が最大のピンチにして孤立に陥った医療事故、訴訟をテーマに描いた「医事紛争編」がついに決着!
9位『夢で見たあの子のために』
『僕だけがいない街』の三部けい先生が描く新境地のダークサスペンス。
幼少期に家族を惨殺された中條千里。行方不明の双子の兄を探し出し、犯人に復讐を果たすために生きてきた千里でしたが、ある日何気なく見ていたテレビ番組に捜していた犯人の手がかりが映っていることに気付きます。
復讐劇に加えて、双子の一方が痛みを感じると視覚が共有されるという千里の特殊能力が、物語のミステリアスさを一層引き立てます。
10位『幼女戦記』
超合理主義なエリートサラリーマンが転生したのは...なんと幼女!魔法に支配され、戦争が勃発している世界で果たして生き残ることはできるのでしょうか。
タイトルとは裏腹にリアルな戦争を描いた重厚なストーリー。新感覚の戦記ファンタジーです。
以上、2020年12月下旬のアルの人気マンガTOP10でした。
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王道の中にある面白さ
バトル、ファンタジー、スポーツ、コメディ、ミステリーと言った、これぞ王道なマンガが多数ランクインした2020年12月下旬。
王道マンガは本編が面白いのはもちろんですが、繰り返し読むことで気付く随所に散りばめられたギャグや伏線が魅力的だったりします。
2020年のラストを飾った「2020年12月下旬のアルの人気マンガTOP10」たち。
新しい年を迎えた今、改めて読むと新しい発見があるかもしれませんよ。