今話題の人気マンガTOP10★2021年3月下旬版 | みんなが読んでみんなが買ったアルで注目の作品はコレ!

マンガ好きにとって3月下旬の一番大きなニュースといえば「マンガ大賞2021」の結果発表なのではないでしょうか。

ブルーロック

"友だちに勧めたくなるマンガ"をコンセプトに2008年に創設されたマンガ大賞も今年で14年目を迎え、映えある大賞に輝いたのは山田鐘人先生・アベツカサ先生の『葬送のフリーレンでした。

アルがお送りする「アルで注目のマンガ人気速報TOP10 / 2021年3月下旬版 」では、そんな『葬送のフリーレン』はもちろん、今話題の作品たちが多数ランクインしています。早速TOP10を見ていきましょう!

1位『転生したらスライムだった件』

通称「転スラ」。シリーズ累計発行部数は2,000万部を突破し、4月からは「転生したらスライムだった件 転スラ日記」の放送を控えますます盛り上がりを見せる本作。

転生したらスライムだった件

スライムに転生してしまった主人公・リムルがとてつもない力を発揮して世界を制覇していく物語で、最新刊17巻ではリムルが魔王を名乗ったことにきっかけにワルプルギス(魔王たちの宴)が開かれることに。

転生したらスライムだった件

当初の明るいストーリー展開とは打って変わってダークな展開に驚きを隠せません。次巻に向けた前哨戦のような...不穏な空気漂う17巻が1位に輝きました!

転生したらスライムだった件(17) (シリウスコミックス)
川上泰樹/著,伏瀬/著,みっつばー/その他
転生したらスライムだった件 (全17巻) Kindle版

2位『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』

警察官の間では「ハコ」と呼ばれている交番。そんなハコで実際に10年間勤務した経験を持つ作者が描く『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』。

ハコヅメ~交番女子の逆襲~

交番を舞台に繰り広げられる日常ギャグ、そして真正面から犯罪に切り込むシリアスさ...。この絶妙なバランスが本作の魅力。最新刊16巻では、とある主要キャラクターの裏切りを予感させるような描写(最後の晩餐をモチーフにした見開き)に注目です。

ハコヅメ~交番女子の逆襲~(16) (モーニングコミックス)
泰三子/著
ハコヅメ~交番女子の逆襲~ (全16巻) Kindle版

3位『ゴールデンカムイ』

金塊の隠し場所を示す「刺青人皮」を巡るサバイバルバトル『ゴールデンカムイ』。

最新刊25巻では物語を揺るがす全勢力たちが札幌に大集結!主人公・杉元が率いる一味では新たなメンバーを迎えていざ金塊探しへ向かいますが、お馴染みのアイヌネタは今巻でも健在です。

ゴールデンカムイ 25 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
野田サトル/著
ゴールデンカムイ (全25巻) Kindle版

4位『ランウェイで笑って』

パリ・コレを夢見る低身長モデルの藤戸千雪ファッションデザイナーを目指す苦学生の都村育人が夢を追う物語。

ランウェイで笑って

育人は仲間たちと共に新ブランドを立ち上げパリコレへと勇みますが、当面の目標は東京ファッションウィーク。実績なしの若手である育人たちですが幸運に恵まれ順風満帆...!?と思いきや、育人たちとは別のところで不穏な展開を感じさせる巻末に早くも次巻が待ち遠しいです。

ランウェイで笑って(20) (週刊少年マガジンコミックス)
猪ノ谷言葉/著
ランウェイで笑って (全20巻) Kindle版

5位『スキップとローファー』

始まりの季節である今だからこそ読みたい『スキップとローファー』。

過疎地育ちの"みつみちゃん"が慣れない都会の高校に苦戦しながらも持ち前の真っ直ぐな性格でクラスをハッピーにしていく学園モノで、人との関わりの中で程よく肩の力を抜くことの大切さを教えてくれます。

スキップとローファー

それぞれのキャラクターがそれぞれのペースで進み関係性を育んでいく...。そんな「前進」を感じる最新刊5巻が5位にランクインしました。

スキップとローファー(5) (アフタヌーンコミックス)
高松美咲/著
スキップとローファー(1) (アフタヌーンコミックス)
高松美咲/著

6位『望郷太郎』

地球に大寒波が襲来して壊滅した世界で、人工冬眠から500年ぶりに目覚めた舞鶴太郎が本作の主人公。唯一の希望である"娘との再開"を夢見て、イラクから祖国・日本を目指し旅をする物語です。

現代の文明が完全に滅びた世界で太朗は持ち前の才覚で新たな人類史を築いていくのですが、最新刊となる4巻では現代の「税」と「土地」の知識を駆使して戦います。

ディストピア系の作品かと思いきや、社会とは?経済とは?と文明を問う重厚なストーリー展開は一度読んだら夢中になること間違いなし。

望郷太郎(4) (モーニングコミックス)
山田芳裕/著
望郷太郎(1) (モーニングコミックス)
山田芳裕/著

7位『ガイシューイッショク!』

1年半ぶりに新刊が発売された『ガイシューイッショク!』。

不動産会社に勤務する小森広海と家出娘の境みちるが繰り広げる、ちょっぴり大人なバトルコメディ。エロスと格闘技を掛け合わせた一風変わった本作は、なんと電子版の累計部数が100万部を目前に控えています!最新刊では、そんな勢いとリンクするかのように2人のバトルもさらに過激さを増します。

ガイシューイッショク! (4) (ビッグコミックス)
色白好/著
ガイシューイッショク!(1) (ビッグコミックス)
色白好/著

8位『葬送のフリーレン』

「週刊少年サンデー」で連載開始から1年と経たずに「マンガ大賞2021」大賞に輝いた、今一番注目の作品『葬送のフリーレン』。

魔王退治に成功した勇者一行の「その後」を描いた物語で、勇者一行の中で長命の種族であるエルフの少女・フリーレンが本作の主人公です。フリーレンは通常の人よりも長い自分の人生を「人間を知る」ための旅の時間に使うのですが、旅の最中で人との繋がりや想いに触れて今までは持ち得なかった感情を習得して行きます。私たち心に優しく染み渡る、フリーレンの旅の記録。ぜひ読んでみてくださいね!

葬送のフリーレン(4) (少年サンデーコミックス)
山田鐘人/著,アベツカサ/著
葬送のフリーレン(1) (少年サンデーコミックス)
山田鐘人/著,アベツカサ/著

9位『ブルーロック』

登場人物が全員ストライカーという設定で、スポーツマンガの常識を覆した『ブルーロック』。同じストライカーでも、プレイスタイルやビジュアル、キャラクター性など選手それぞれの魅力が溢れています。

ブルーロック

適性試験試験を経てU-20との決戦に挑むブルーロックの精鋭たち。ブルーロックの更なる進化に注目です!

ブルーロック(13) (週刊少年マガジンコミックス)
金城宗幸/著,ノ村優介/著
ブルーロック (全13巻) Kindle版

10位『ふたりソロキャンプ』

ソロキャンパー樹乃倉厳とソロキャンプ超初心者の草野雫。この凸凹コンビが織りなすキャンプマンガ、『ふたりソロキャンプ』。ソロキャンプ初心者の方には嬉しい、実際に役立つキャンプの知識やキャンプ飯が登場するところが本作の魅力です。

ふたりソロキャンプ

凸凹コンビながらもソロキャンプを一緒に楽しむ厳と雫でしたが、最新刊9巻では雫の親友・さやの一言で2人の関係に変化が...!?

ふたりソロキャンプ(9) (イブニングコミックス)
出端祐大/著
ふたりソロキャンプ (全9巻) Kindle版

以上、2021年3月下旬のアルの人気マンガTOP10でした。

TOP10の作品をまとめた本棚にアクセスすると、そこから各シリーズページに移動できますよ!

これからのシーズンはマンガ賞ラッシュ!

マンガ大賞2021」の大賞が決定した3月。4月から5月にかけては「手塚治虫文化賞」「日本漫画家協会賞」、そして6月から7月には「みんなが選ぶ TSUTAYA コミック大賞」が決定します。そう、これからのシーズンはマンガ賞ラッシュ!

昨年の「マンガ大賞2020」で大賞に輝いた『ブルーピリオド』が今年TVアニメ化するように、マンガ賞を受賞するとその後メディア化される可能性もあります。マンガ好きならぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?