朝日新聞社が主催する「第24回手塚治虫文化賞」の最優秀作に贈られるマンガ大賞に、『鬼滅の刃』『ブルーピリオド』などの8作品が最終候補作品としてノミネートされました!
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で知られる秋元治先生や、俳優の杏さんらが参加する最終選考会を経て、4月下旬ごろに朝日新聞紙上と朝日新聞デジタルで結果を発表する予定です。
目次
- 手塚治虫文化賞とは
- 『鬼滅の刃』
- 『児玉まりあ文学集成』
- 『銃座のウルナ』
- 『SPY×FAMILY』
- 『ニュクスの角灯』
- 『ブルーピリオド』
- 『夜光雲のサリッサ』
- 『ロボ・サピエンス前史』
- マンガ大賞の予想投票が実施!
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手塚治虫文化賞とは
朝日新聞社による、マンガ文化の健全な発展に寄与した優れた作品に贈られる賞です。グランプリである「マンガ大賞」には、数々の名作が過去に選ばれてきました。
第1回(1997年) | 『ドラえもん』 藤子・F・不二雄 |
第2回(1998年) | 『『坊っちゃん』の時代』 関川夏央/谷口ジロー |
第3回(1999年) | 『MONSTER』 浦沢直樹 |
第4回(2000年) | 『西遊妖猿伝』 諸星大二郎 |
第5回(2001年) | 『陰陽師』 岡野玲子/夢枕獏 |
第6回(2002年) | 『バガボンド』 井上雄彦/吉川英治 |
第7回(2003年) | 『黄色い本』 高野文子 |
第8回(2004年) | 『ヘルタースケルター』 岡崎京子 |
第9回(2005年) | 『PLUTO』 浦沢直樹/手塚治虫/長崎尚志 |
第10回(2006年) | 『失踪日記』 吾妻ひでお |
第11回(2007年) | 『舞姫 テレプシコーラ』 山岸凉子 |
第12回(2008年) | 『もやしもん』 石川雅之 |
第13回(2009年) | ※マンガ大賞は特別に2作品選ばれた |
第14回(2010年) | 『へうげもの』 山田芳裕 |
第15回(2011年) | ※マンガ大賞は特別に2作品選ばれた |
第16回(2012年) | 『ヒストリエ』 岩明均 |
第17回(2013年) | 『キングダム』 原泰久 |
第18回(2014年) | 『3月のライオン』 羽海野チカ |
第19回(2015年) | 『逢沢りく』 ほしよりこ |
第20回(2016年) | ※マンガ大賞は特別に2作品選ばれた |
第21回(2017年) | 『花に染む』 くらもちふさこ |
第22回(2018年) | 『ゴールデンカムイ』 野田サトル |
第23回(2019年) | 『その女、ジルバ』 有間しのぶ |
第24回(2020年) | 4月下旬ごろ発表 |
他にも「新生賞」「短編賞」「特別賞」などの賞があり、受賞された方には鉄腕アトムのブロンズ像と賞金が授与されます。
ではここからは最終候補に残ったノミネート作品をご紹介。
『鬼滅の刃』
週刊少年ジャンプの看板マンガ。不死の鬼と、それを滅する鬼殺の剣士の物語です。
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『児玉まりあ文学集成』
私をたとえてみて——
それが文学部の児玉さんが出した、笛田君に対する入部試験。
文学とマンガが融合した、詩的な世界観を持つラブコメ作品です。
『銃座のウルナ』
過酷な戦争の時代を生きるスナイパーたちの悲劇のSF巨篇。
『SPY×FAMILY』
ジャンプ+の看板マンガ。スパイの夫、殺し屋の妻、人の心が読める超能力者の娘、の3人家族が互いの素性を隠し、任務と生活を両立していく物語です。
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『ニュクスの角灯』
1878年(明治11年)の長崎を舞台に、異国の品々が溢れる道具屋で働く少女の物語。
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『ブルーピリオド』
高校2年生で絵を描くことに目覚めた矢口八虎が、東京藝術大学合格を目指す物語。
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『夜光雲のサリッサ』
成層圏上層より飛来する謎の巨大飛行生命体・天翔体と戦う子どもたちの物語。
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『ロボ・サピエンス前史』
様々な視点で描かれる、AI技術が十分に発達したロボットとヒトの未来世界。
👉こちらで試し読みができます。
マンガ大賞の予想投票が実施!
上記8作品の内、どれが手塚治虫文化賞「マンガ大賞」に選ばれるかを予想するキャンペーンも同時開催!
大賞受賞作に投票した方の中から抽選で5名様に、2020年6月4日に東京都内で開催予定の贈呈式ペア招待券がプレゼントされます。
締め切りは3月31日までですので、是非投票してみてください!
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